特定非営利活動法人 伝統肉協会 発足のご案内〜食肉多様性の国へ〜

2012年09月06日

特定非営利活動法人 伝統肉協会は、2012年9月5日に法人格を取得申請し、正式に発足いたしました。(認証:2012年8月)

「日本人は農耕民族であり、動物肉はあまり食さない。」
「動物性たんぱく質は主に魚から摂ってきた。」
「動物肉を食べるようになったのは西洋文化の影響だ。」

現代では、そのように考えられる方が大半を占めているように思います。
日本で動物肉をあまり食べなくなったのは、約1500年前に“仏教が伝来”したことが大きな要因だと考えられています。では、それより以前は?3万年前に、この土地に人が住みはじめ、万年の時を経て仏教が渡来するまでの間、私たちの祖先は魚しか食べていなかったのでしょうか?

実は、私たちの祖先は、動物肉を豊富に楽しんでいた狩猟民族だったのです。

気候に恵まれて早くから低地定住が可能になった日本民族ですが、稲作を中心とする農耕技術が伝えられるまでの期間は、主に狩猟採集によって食物を得ていました。皆さんもご存知の「シカ」「イノシシ」「キジ」などを、たくさん食べていたのです。

私たち伝統肉協会は、日本古来より食されていた肉を「伝統肉」と位置づけ、牛・豚・鶏などの産業動物以外の狩猟肉が日本の食文化に根付くように活動を行います。

狩猟者(ハンター)の育成補助から、狩猟環境(設備・法律など)の整備、伝統肉の流通量増、一般消費者への伝統肉・伝統肉料理の提供まで。伝統肉を食する文化の発展に寄与する団体として活動いたします。

―― 食肉多様性の国へ

自然と共存しながら、伝統肉を使用した豊かな食肉文化を育成していきましょう。

2012年9月5日 代表 石崎 英治